戸田ひさよし氏から次の公開書簡をいただいた。
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1866;id=01
下の文章は、それに対する返信である。
民主主義の根本原理から、ブログ規制に反対する論を立てている。
ぜひ、ご注目いただきたい。
● ブログで特定候補を応援するのが民主主義なのだ
戸田 ひさよし 様
民主主義とは、突き詰めれば〈一人が一人を説得すること〉です。ある一人の人間が別の一人の人間の考えを変えようと働きかけることです。
そのような働きかけによって、最初は少人数の者しか持っていなかった考えが広まって大きな力になる。そのようなダイナミックな過程が民主主義なのです。
だから、ブログ・ホームページで次のような訴えをするのは、民主主義社会では必要不可欠のことです。
「A候補に投票しよう。理由は……である。」
しかし、総務省は、この必要不可欠な行為を禁止しようとしています。公職選挙法で禁止されていると言うのです。
彼らは正気なのでしょうか。
それは、次のように言っているも同然なのです。
「日本は民主主義国ではありません。言論の自由などありません。」
まず、インターネットの利用を禁止する規定は公職選挙法にはありません。これは、既に詳しく論じました。
◆ インターネット選挙 アーカイブ
http://shonowaki.net/cat3/
そして、仮にそんな法律があったとすれば、直ぐに撤廃するべきでしょう。民主主義の中核的な活動を禁止する法律が存在するのならば、そんな国は民主主義国ではありません。
また、別の意味でも、彼らは正気とは思えません。
彼らは、数百万もあるブログ・ホームページをどうやって監視するつもりなのでしょうか。総務省自身が発表したブログ・ホームページの作成者数が約466万人(2006年10月時点)なのです。数百万を監視できると考える方がどうかしています。
監視しようがないのです。
戸田さんは「誰もが実行できる戦術」を提案されています。
ブログ・ホームページを持つ人間が、みんなで次のように書くという「戦術」です。
「A候補に投票しよう。理由は……である。」
これは実に簡単なことです。(そして、重要なことです。)
そして、たぶん、総務省・選管はその書き込みを発見できません。
世界は、行動の積み重ねで変わることがあります。何万人という人が、インターネットの利用を始めてしまえば、もう規制のしようがないのです。既成事実化してしまうのです。
この戸田提案に賛成です。
私は、この戸田提案を全面的にサポートしていくつもりです。
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諸野脇 正 (しょのわき ただし)
【Web Site】 http://www.irev.org/
【ブログ】 http://shonowaki.net/
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